ゲームプチ感想その2

硝子の森

女の子のためのTHE恋愛アドベンチャー。心の中でガンバレガンバレと声援を送っているD3パブリッシャー(個人的には楽しんでるけどどのソフトも買って色々微妙さが残る)のオリジナルの「女の子向け」、2100円ポッキリ、今ならかなり安い、はず。

ストーリーはその、まあって感じで…。主人公の女の子が亡くなったおじいちゃんの住んでた避暑地の別荘(山の中、取り壊し予定)に久しぶりに遊びに来るところからはじまり、そこで起こる一夏の不思議体験&ちょっとしたロマンス、かな。あえて言うなら「幻想的」なので非常にナナメツッコミに向かないシナリオでして、オチがない、というよりオチようがないので「NA・N・DE?」と疑問符でいっぱいになってもそこは軽く流します、というか流してください。

システムまわりは快適そのものでは。テキストアドベンチャーのくせにスキップなしというありえない代物もあるのに硝子の森は既読、未読スキップ完備、いつでもどこでもセーブ&ロード可。そこまでスキップしなくても1プレイ時間は非常に短い方なのでサクサク読めてストレスなしです(いやだからこそあまり心に残るものもないような…)

攻略自体は簡単で、ルートへの入り方も選択肢も「こんなん選ぶかボケ!!」と言いたくなるような選択肢はありません、みなさん素直です。ただアルバムコンプはちょっと意地悪です。コンプのためにあるひとつのルートを出現させなければいけないんですけど、ちょっと、私にはわかりませんでした…。このゲーム大まかにわけて2種類のルート(不思議喫茶店プリズムの男の子達ルート、昔よく遊んだ近所の男の子達ルート)があって、私はいつまでたってもパッケージ表にいるメンズ諸氏に会えずに隠しキャラをジャケットに載せてるのか!!と思ってました。いや、だって!普通お断りしないじゃん!なついてくれる男の子に遊ぼうと言われて「行かない」とか普通言わないじゃん!!最後の最後にフらないじゃん!!望可哀想だよ!!

ナニが一番印象的かってやっぱ絵でしょう…。一般的な「萌え絵」からは一線を隔す、ちゅーか(どこにあるのか知らないけどイメージ的に)M78星雲くらいに位置するイラスト、というか…。ものすごい目ヂカラ&肌が青白く見える(事が多い)ので正直ヒきます。「醒めない夢の森へようこそ」というフレーヅがホラーテイストかもし出しまくりでコワかったです。シンプルシリーズは黒いパッケージなので余計に。

他に言いたい点としましてはどう考えても室生の弟と兄は両思いだとか、困った顔の室生の兄を壁に押し付けて(?)カツアゲするジャーナリストはホモ絵にしか見えないとかありますが。ちなみに私は780円で買えたので文句はありません、面白かったとは言えないけど普通な感じです。原作付じゃないオリジナルな乙女ゲーも次々こちらから発売されてるのもたのもしい。だからガンバレD3パブリッシャー。

ヴィオラートのアトリエ

グラムナート系第2弾。シリーズ通して考えると主人公と冒険者さんとの恋愛があったザールブルグ3作とは違い、グラムナート2作はどう考えても百合特化。ユーディーはラステルエンディングだし、ヴィオはブリギットエンディングアリ…恋愛要素がやっぱ嫌がられたんだろうか…。

カナーラント王国にある過疎化の進む辺境のカロッテ村に住むヴィオラート、村に見切りをつけて手紙が着くのに半年はかかる遠い所へ両親が旅立つわけですが、カロッテ村から離れたくないヴィオラートは3年の猶予を貰い自立するために錬金術製品を置いた店を作ることに。ヴィオラーデン(お店の名前)を繁盛させてカロッテ村の村おこしをして、村を立派に変貌させればにんじんの採れないような所へ行かなくてすむし両親も帰ってきてくれて一石二鳥!システムはあまり変わらないけどユーディーよりもっとのんびりテイスト。シリーズ通してやっぱり世界を救うとか人のため、ではなくヴィオはあくまで自分が「大好きなにんじん豊富な、大好きなカロッテ村に残りたいから」つい最近、旅の途中のアイゼルから、錬金術を教えてもらったばかりの、人よりだいぶにんじんが好きなだけの普通の(?)娘さん。

しなびているだの生ゴミのニオイとかいう従属効果を取っ払いいかに自分好みの素敵アイテムに仕上げるか、が楽しい人には楽しいゲーム。時間制限も3年(延長2年)だけど慣れてくると 時間が有り余るのでわりと好き放題できまする。アイテム管理面もユーディーより少し楽になりました。コンテナ増設すれば最大800個置いておける(ユーディーは250個)し、どこにいても家のコンテナからものを取り出したり送ったりできる四次元ポケットも作ることができるように(ユーディーは2週目限定で送ることしかできなかった)マルチエンディングも復活して売るものによって3つの村の方向性が決まったりするのも結構楽しいです。

お店経営→序盤は当然ヴィオのスキルもないので錬金術で作った威力のない爆弾やら豆のスープ(…そもそも豆のスープは錬金術の製品ではなかろうよ…)やら不要なものを安値設定、二束三文で売りさばきます。これもお店レベルのためです。人の輪を広げるためにはクチコミ!!ということでお客さんのゴミと等しいものとの物々交換にも笑顔で「はい、喜んで!」たいしたお金落としてくわけでもないのに値切ってくるお客さんにも笑顔で「はい、喜んで!」…これもお店レベルのためです、ギリギリ(歯軋りしながら)ヴィオラーデンが貧乏な村人だけにウケてもしょうがないのでカロッテ村以外の町や都市での営業活動も必要です。他の町で依頼をこなしてヴィオの名前を知らしめるとそこの町からお客さんが足を運んでくれるように。酒場での依頼とお店での収益がヴィオの持ち金なのですが、序盤はとにかく店に人を呼ばねばならないため利益度外視した経営です。そこで店番雇ったらまたバイト代出さないといけないし…慣れないうちは本気でお金がない!状態でした。

今回はフリーズすることもなくわりとテンポよく進められました。アロマボトルも敵出現しない効果がつけられるのでエンカウント率ゼロになるのも快適。ユーディーの時ほどアイテムの腐敗は激しくないのでストレスも軽減。アイテムもかごの中から一括してコンテナにうつせるようになったとかシステム的に親切に。それでも初心者の人にはピンとこないかもしれないけど。

イベント関連→恋愛系イベントが一掃されたのは構わないんですがそれにしたって攻略本見ないでの1回のプレイでどのくらい各キャラとのイベントが見られるのかやや疑問、というかイベント自体少ない?おまけで再生できる一枚絵やムービーだけにしぼってイベントを見て2回ほどプレイし、エンディング回収のために3回くらいやったんですが、ダスティンとかカタリーナってイベントないのか…?マッセンの騎士が、とカタリーナが言ってたからそれに関するイベント探しても見当たりません…かなり冒険者として雇用し鍛え上げ、交友値も上げてたのに。あっちこっち連れまわしてもみたのに。ダスティンには一枚絵のつくイベントがないので雇用すらされないかなり悲しい人なのでは…。全般的にもっとポコポコイベント起こって欲しかったなー、なんかどーでもいい雑魚キャラぽくて気の毒になる人が数名いるから。

恋愛系イベントがないのは承知してるけどこれだけは言わせて欲しい。バルテル×ヴィオ(実の兄妹)だよね、これ?妹にあーんして食べさせてもらって頬赤らめる兄!!しかもイベントムービー付き!!妹のナマ着替えに慌てふためく兄(逆verもある)のイベント絵があったりと、もうヴィオのアトリエ中最もアツイのはこの兄妹です。一応、ロードフリードはヴィオが気になってる、ブリギットはロードフリードが好き、とか設定はあるもののゲーム中ではデキてしまうこともなく終わるのでふたりの新婚ぶりが私にはまぶしかった。

おすすめパーティ、というか個人的に使ってたのは。ロードフリード→ヴィオの幼なじみで竜騎士の資格もちな超人。雇用費ゼロ、店番もわりとソツなくこなす。今まではロードフリードの能力値の騎士を雇おうと思ったら雇用費捻り出さねばならなかったのにこのコスパのよさ、最強。アイゼル→アイテムが使えるから使いやすい。ロードフリードを前衛にしてヴィオとアイゼルで爆弾投げてブリッツスタッフ使用して遺跡修理アイテム使って回復アイテム使って、と武器コンプのためにヴェストリヒナーベルに2回もぐり究極の用心棒ノしに行くのには最適パーティでした。

キャラ→好きなのはヴィオ。可愛すぎる。なんとなくマップ上を動くヴィオはもっちりしてるかな、ぽっちゃりというか。でもアニメやら一枚絵ではスリム。声が可愛いのも好きな要因かなー、ヴィオに怒った調子で「お兄ちゃん」と呼ばれるバルテルが羨ましくて仕方ない。

ところで「爆弾で遺跡を破壊していった腹を出した恥ずかしい格好をした錬金術士」ってユーディーですかね?前作で遺跡何回も破壊させたし。


ヴィオラートのアトリエ〜グラムナートの錬金術士2〜

ユーディーのアトリエ

ザールブルグから遠く東へ離れたところにあるグラムナート地方、フィンデン王国…のどこかにある、主人公ユーディットが営む錬金術工房のあるライフ村(人口100人程度)その工房では強く念じれば一瞬だけ時間が止まる「竜の砂時計」というアイテムがウリで、駆け出し冒険者に「あんたがユーディット?金は積むから竜の砂時計たくさん作ってくれ!」との注文を受け調合していたのですが、調合中の釜に髪の毛が一本抜け落ちて入ったため暴発。200年後に飛ばされ元の世界に帰るために奔走する…のがあらすじ。

個人的にアトリエシリーズ(ヴィオラートまで)で一番気の毒な主人公なような。200年後に飛ばされて頼る人も帰る場所(家ごと200年後にやってきたが村はなくなって周りはオオカミだらけ、家も200年の歳月を経てボロボロ)もない所で救いの手を差し伸べてくれたのは高利貸し。10000コール貸してもらって宿屋の2階を借りて住み込み錬金術で依頼をこなして生きてく方策を見つけたものの一回目の取立てで50000コールに膨れ上がった借金…払えるわけもなく。50000コール一括払いしないと定期的に工房にやってきていいアイテム1個持っていかれます(分割払いさせてくれ…!!)あんにゃろヴィトスめ!!(沸き立つ殺意)まあそれ以降50000コールから増えることはないのでまぁいいか…?ヴィトスの守銭奴ぷりは、カネが払えないんなら肝臓売って来いとか言いそうで怖ぇ。

困ったところ→リリーでも○ボタン連打で音声飛ばしていると固まったけど、今回はそれに輪をかけてると思うなぁ。特に宿屋とか店屋のどうでもいい会話(「あら、いらっしゃい」とか)を飛ばしているとかなりの確立でフリーズ。「パーティ」コマンドを選ぶと数テンポ遅れて表示されるとか、調合する時もたまにキーレスポンスが悪いかな…と。次に町から町への移動が必須のくせにこのエンカウント率の高さはありえない。移動するのに10マス以上通過するのにボコボコ敵と遭遇するといらだついらだつ。終盤、魔王倒せるくらいのユーディットパーティーに青ぷに(最弱)エンカウントしたときにはくびり殺すっそコラ、あぁ?と素で口から悪態が出てくるくらい。一応、敵出現率下げるアイテムも作れるけど、装備しても体感的に変わらない気が。

絵が今までと変わったりシステムが変わったりでなじめるかなーと不安に思ってたんですがお、おもしろーい!!作ってみたものの使えない、使わないアイテムが多かった今までのアトリエよりは調合できるアイテムがちょっと少なくなってます、いや、かなり。その分、アイテムに従属効果なるものがつくようになって私のようなひとつのことにサルになれる人間は大ハマリシステム。調合の元になる原材料は買ったり採取にでかけてGETしてくるのは今までと変わりないけど採取地に着いて「○○○を◆個見つけた」的なものではなく、採取地に入るとマップの上を歩いて落ちている原材料を取ってくる仕組みに。その原材料がクズ石だったり超レアな従属効果持ってるものだったりかなりのドキドキ感が。攻撃系や回復系のアイテムに「範囲を広く」という効果がついてるとかなりイケてるアイテムに!!その分「クサイ」とか「品質ダウン」とか役に立たないものもあったりするわけですが。

あとは「アイテムが腐る」概念が導入され、結構困りました…草とかブドウとか食品類。まだどれくらいで痛むかわかってなかった序盤。まさかまだ腐らねーだろーとアイテムカゴにシチューとかデニッシュ詰めてダンジョン探索に行きいざ回復しようと思ったら壊れたアイテムに変化していたとか泣くに泣けない事態とか、そもそもダンジョンからもって帰った瞬間に壊れてる月晶石とか月晶石とか月晶石とか(憎)

ストーリー→どうかなーと思わなくもなくもなく…。あくまでユーディーの目的は200年前に帰ることなので友達に泣かれようがなんだろうが「この世界にいちゃいけない人間だから」の一言で帰ってしまうんですわ…。ユーディーの鬼!!(半泣きで)ラステルじゃなくても泣くよ!!ラステルかわいそうだろ!!過去の人間が未来にいるより、未来を知った人間が過去に戻る方がゆゆしき事では?それに冒険者のみなみなさん、竜の砂時計を作成後、挨拶回りに行って元の世界に帰ります宣言してもえらいアッサリさようならと返してくれるのでちょっと寂しい。

帰ってしまうエンディングで愕然とした後、おまけ内のムービーがひとつ埋まってないのでむっ、これは!と攻略本購入。クリア後、データ(一周目の)をロードするともうひとつのエンディングへの道が開けるというのがわかってよかった。クリア後にこの選択ができるようになるのも花◎、一回目から残る選択ができるよりはよかったなーと思えたし。溜飲下がりました。

キャラについては…ちょっと影薄すぎやしないかい?ボーラーとマルティン。武器精製とか畑システムに必要な人なんだけどただそれだけっていうか。仲良くならなくても一枚絵が出てくるし、遠い町へは連れて行けないし、交友値が上がっても起こるイベントはショボイ…頑張ってボーラー連れまわした私の立場は!!漢の花道(ハート道)にスキルポイントつぎ込んでた私の立場は!!各人に起こるイベントも少ないわけではないんだろうがなんとなくゲームやってて薄いような気が。リリーは恋愛イベント濃かったし作れるアイテムも盛りだくさんだったからゲーム中イベントみっしり、といった感じだったけど、ユーディーはそんなに頻繁にイベントとか起こるわけじゃないからなんとなく地味かな。

恋愛要素がなくなったグラムナート系アトリエ。でも絶対公式カプはユーディー×ラステルでしょう。え?チガウ?だってユーディーって呼んでくれるのラステルだけだし、ラステルにこの世界に残って!!って泣きつかれてユーディーは帰らなかったわけだし。残るエンディング時、冒険者さん達皆が顔をそろえてるのにユーディーとラステルふたりで抱き合ってくるくる回っていたのでもう百合カップル決定。このふたりなら百合カップルで全然OKですけど。このゲーム中で何がいいってユーディーが可愛い。「コニチワー」「みぎゃ!」とか。いや、アホっぽくなったとも言えるけどエリーとリリーはちょっと真面目と言うかかたいなと思ってたので…ついでに言うなら衣装も好き。ヘソ出し錬金術士再来だし!!(それが理由か)エリーで露出が低くなり、リリーはものすんごい鉄壁のガード(ピッチリした長袖にパンツルック)になってちょっと悲しかったのでユーディーのミニスカヘソ出しルックはかなりうれしかったり。あのマントの下は乳バンド一丁か!!と思ったんですが、丈の短いビスチェに長袖がついたもの…じゃないな、長袖Tシャツの丈を詰めてるもの、みたいな感じ。

前作からの続投キャラはヘルミーナ。リリー時はあんなに可愛い少女だったのに(デンジャラスな素質はあったけど)目が釣りあがりコワくなってます。彼女に一体何が…。

最後に…仲良くなってくると、挨拶の会話が酒関係、というかやたら酒をすすめてくる高利貸しヴィトス。「遅くなっても僕がいるから安心だろ」的なことを笑顔で言われるんですが、高利貸しの笑顔(営業スマイル)ほどこわいものはありません。アンタ、ユーディーに何しようとしてるの(ブルブル…!!)

◆関連商品
・公式パーフェクトガイド
1回クリアした人向け。初めてプレイする人が攻略本と首っ引きでプレイするにはちょっとしんどい作りかも。一度クリアして色々極めたい人が参考にするにはいいと思います。でもオマケモードの詳細が書かれてないのでそこんとこがちょっとダメ。


ユーディーのアトリエ〜グラムナートの錬金術士〜

リリーのアトリエプラス

ザールブルグシリーズ3作目。マリー、エリーの時代より20年前、錬金術を広めるためにアカデミーを建設するのが目的でザールブルグにやってきたケントニスアカデミーのドルニエ先生、神童2人、リリーの一行。知名度の全くない錬金術なので、年に一度の展覧会で国王に認められる調合品を提出して援助金を受けたり、町の人の依頼を受けてお金を稼ぎながらアカデミーを建設するのが目的。イングリド先生とヘルミーナ先生が10歳だったまだ可愛らしい頃でかわいいったらありゃしません。「せーんせ」とか呼ばれて溶けそうになりました。

正直なところ、設定を聞いてリリーはドルニエ先生の奥さんに違いないと思っていたのは秘密です。

調合システムも新たにラフ調合が追加。決まってるレシピの原料を変えてみるとあら不思議、ニューアイテムに!(もしくは別効果アイテムに)個人的にエリーのオリジナル調合よりは感覚的にピンときました。レシピで変えられるアイテムはリストアップされてるし、変えられないアイテム(研磨剤とか)はこのまま固定なのでリストアップされてるアイテムを試していけば見つかるんじゃないかと…エリーの時はほんとイチからアイテム選択してたし。ラフ調合、わかれば結構便利です。妖精さん要請アイテムミスティカティなんかも、あまり多く手に入らないぷにぷに玉を消費しなければならない「ミスティカの葉」をミスティカの葉っぱそのまんまにすればコストダウン。ラフ調合でニューアイテムができなくてもレシピには「ミスティカティA」みたいに記されるので繰り返し作ることも可能。

カネさえあればアカデミーは建つのでかなり早い時期に建ててエンディング迎えることもできるけど、その場合はほぼ「建てただけ」のエンディングになるかと思うけど。もちろんマルチエンディングなのでタイムパラドックスが起きそうなエンディングもあり。ただエンディングへの分岐方法は攻略本見なきゃわかりませんよ!!国からの援助を絶って展覧会にも出ない場合とか、評価の高い金を提出するとか妖精族の先生に、とかわかりゃしませんって!!あと慣れてくると最高位のエンディングしか見られなくなるとか。

イベントが多いのもやってて楽しい。個人的な悩みを相談されたりあれこれ頼まれたり。複数プレイだとうっとうしいこと請け合いですけど。なのでグラムナート系アトリエはそういうのが少ないような気がしたな。通常版よりはプラスの方がイベントや一枚絵も追加されてるらしいので今やるんならこっちでしょう。雇用できるキャラひとりひとりに短いけど見せ場にアニメーションがあるのも嬉しい仕様。絵も多いし。でもなぜかリリーからエンディング自体はおまけに収納されなくなったのがちょっと悲しい。

エリーでは恋愛っぽいイベントはあったもののちょっといい雰囲気?なのかな?程度だったのが格段にレベルアップ。胸を張って恋愛イベントですと言える濃さに。一応、恋愛イベントフラグ自体消滅させることもゲーム開始時にできるので恋愛イベント見たくない野郎な方々も安心です…と言いたい所ですがアイテム図鑑埋めるためには必ずラブラブにならねばならんお方がいるのでそれはどうかと思うわけですが(フラグ消滅させた時の救済措置はないのかね)恋愛対象は年下、王立騎士隊の堅物(難関)、へそまがり、気は優しいアニキと取りそろっております。古風なペンダントを渡すと恋愛対象として確定するのでとりあえず交友値は上げておくのが吉。

ペンダント渡すとエンディング前でリリーとのちょっとラブい会話が発生。エンディングによって数種類のパターンがありまして、リリーが旅立つパターンとかザールブルグに残るパターンとかロイヤルに傾いたパターンとか。特筆すべきは多分公式的にはこれが正しい、そして最良のエンディングとされる「20年後エンディング」でしょうか…なんとリリー、私の知らないところでザールブルグを旅立つ事を決めてペンダント渡した相手を捨てていってしまう…ってコラ、リリー!!あんなに苦労して手なずけたゲットしたウルリッヒ様ですら捨てていくのかぁ!!(本気で愕然とした)錬金術>>>>男、なリリーに乾杯です。

リリーのアトリエプレイ後、一番衝撃を受けたのはゲルハルト。豊かな黒髪をリリーに見せびらかしてご満悦だった彼は20年後、育毛剤を求めて必死なハゲオヤジに…(よよよ)ハゲたんならハゲてればよろしい、ひっそりヅラのせるほうがかっこワルイよーと私は思っているので…好きな人がハゲるのはいいんですがあんまり必死だと悲しくなりはしないか…?この事実を知ってからゲルハルトにはリリーはやれん、そう思いました(心狭)

でもさ、リリーさんはほっかむり取っちゃったほうが可愛いと思います(口紅ムービーより)


リリーのアトリエプラス〜ザールブルグの錬金術士3〜

うるるんクエスト恋遊記

うるるんクエスト恋遊記のキャッチってこれだよね?

「あの霧をはらすのは僕たち!」

…それ、レガイア、レガイア!!(で、あってるっけ)
うるるんクエストをやっているとあのCMが頭に浮かんできました…すみません。プレイしててレガイア伝説(PS)が頭から離れなくてしょうがなかったんで。あとエデンの戦s(略)

房(ソイ)の街で幼なじみの月白と朱華と普通に学校生活を送る主人公、瑠璃。房の街周辺は原因不明の霧に包まれていてよその大陸や街へ行くこともできないのですがみなさんそれを自然のことと受け入れ何百年も生活してるらしい。時は夏休み。今でいう自由研究のネタに困りちゃっかりさ加減はカツオ並の瑠璃は朱華を味方につけ月白を丸め込んで課題のために街の外へと繰り出すのですが…。

というのが導入部分。…いいですか?瑠璃が街の外に出た理由は夏休みの課題ですよ?なのになぜ!!近くの洞窟調査から水気のない街で水門を開けてくれと頼まれ巫女を助け病気の人のために(&白銀救出)魔物の体液搾り取りに行き塔に魔族がいるからと追いかけ盗賊からブツ取り返してきてくれだの首突っ込みすぎダヨ…!!と、課題探しの学生さんらしからぬ事態ですがまあ普通のやや巻き込まれ系RPG、かな。正直、瑠璃の声に驚いたし、フィールドマップがグルグルしてるし、瑠璃の母親が中年女性の汎用キャラグラフィックぽいとかで、精神的にかなりめげそうになったけどそこはキャラの可愛らしさでカヴァー!!ああそうそう、瑠璃が少し前にアミュレットを拾っていたというのをお忘れなく。自分はすっかり忘れてて、は?アミュレット?そんなイベントアイテムいつゲット??とか思っていたので。

プレイしてみて、個人的に女の子スチルがあったというのだけでちょっと評価がアップ。異性との恋愛系ゲームで同性とのイベントやエンディングがないと余裕がなかったのかなぁと思ってしまうので。絵も可愛くて好みだし世界観も中華っぽく統一されてるのがよい感じ。パオで目当ての♂の隣を陣取り眠るというアイデアもよし!朝飯は男の好きなメニューを上手に作ると好感度↑!「肉」を放り込むとえび団子ができたりするおかしさには目をつぶる(魚肉だったんだろうか)!ポリゴンキャラもカラフルで結構かわいいし!私は楽しめたのでいいんですが色々と言いたいことが。

RPGとしてはシステムが不親切だからちょっとやりづらいかも。マップを右スティックでぐるぐる視点変更させるんですが霧のせいでそう遠くまで見渡せるわけではない、視点変更できるとは言ってもダンジョン内の狭い場所だと全く動かせない。 ポリゴン酔いというものをするかもしれないと危機感抱いたのは始めてでした。絶対、慄山マップでろくすっぽ回復もせずに中ボスに特攻した人は少なくないはず…フンガー!よく見ると行くべき所には建物があるがデフォルトの視点のままてくてく山を上っていくといきなりイベントに突き当たる…自分は3回引っかかった。この辺りはまだ転職もできないし、ダンジョン脱出技もなかったし、最寄のセーブポイントのある街が尋常じゃなく遠いし、3回全滅した時はかなりメゲました…。

現在位置表示のワールドマップがない(開発にお金がかかるのか?)とか、
ゲーム内で持てるお金が少なすぎる(開発にお金がか(略)とか、
ダンジョンマップも進んだ所くらいまで表示してくれ(開発にお(略)とか、
町でしかセーブできないのはwhy?(開(略)とか、

とまあ、ゲームやってていらぬ心配をしてしまった。…OK、わかってる。恋愛入りゲーを楽しむのはそういう世代の人が多いってリサーチ済なんだな!ファミコン世代のおねえさんがいるってことが!だからこの程度なら慣れてるだろうと…街でしかセーブできないってところになんだかひらがなの羅列されたパスワードを書きとめておかなきゃいけないノスタルジーを思い出したよ…。いやでも!!慣れてるからいいとか昔はこうだったからまあ平気とか、そんなのは言い訳って言うか!!絶対プレイヤーには優しくない仕様って言うか!!難易度上げてるというよりただの意地悪だと思いますよ。

声→…やっぱり瑠璃の声はどうかと思った…嫌いな声ではないけどあまりに雰囲気にそぐってなさすぎると思う。瑠璃のセリフがBGMに埋もれてセリフ読まないと何言ってるのかよくわからないことが。コンフィグはあるんです、BGMの音とボイスの大きさの。他のキャラはよく聞こえる大きさにしたつもりだったんだけど。パオで朝食作るときの「そーだなー」のテノールっぷりは今でも耳に焼き付いております。どこの男キャラが割り込んできたのかとビックリ、なんか瑠璃怒ってるのかとちょっと怖かった思い出です。絶対この声の人、大人っぽい声の人だと思うんだけど。

バグ?→後はBGMが一周すると途切れたままでシーンと静まり返ることがある(放置すなってことか)とかメニュー画面開いてアイテム使って街までワープしてそのメニュー画面からパオ使用すると街まで帰ってなかったりとかちょっとした?バグっぽいのはあるけどまあ、まあ許容範囲。一応イベントスチルはおまけに収納されますがなぜかイベント回想はなし。そのイベントスチルを鑑賞するとゲーム内には出てこなかった超甘いセリフ…なぜゲーム内で使わない!?

二周目以降→クリアしたキャラの最強武器が手に入るんでわりとさくさく進めると思います。いえ、わたくしは一周目ですべてにケリつけた(全クリ)んでしばらくその恩恵にあずかることもないと思いますが。それでもその他のものは一切引き継ぎナシなんで(石板は埋まった状態か?)ちょっと寂しい。せっかく軍神、神仙、賢神作って鍛えても二周目はチャラになってるかと思うとちょっと。でも鍛えたとしてもさー…一応ある隠しダンジョンも、攻略キャラのルート確定後だし、すんげぇボスが鎮座ましましているわけでもなくただ武器が手に入るだけ、魔物図鑑コンプのためにうろつくだけ。もうちょっと何とかして欲しかったかなあ。

お気に入りキャラ→みんな好きだ。女の子の幼なじみ2人の尻にしかれた月白も、「変態という称号も甘んじて受けよう」と恋愛EDであるまじきセリフを言い放った紫苑も、ゼノギアスのバルトチックでオレサマ万歳な紅も、将来楽しみな小生意気な海松(姉付でOKよ!)、瑠璃と自分がくっつくより、紅と瑠璃がくっついた方がはるかに喜んでいた感のある白銀(コノヤロ)も、雨に濡れてミューミューいってる小猫ちゃんライクで放って置けない深栗も、終盤になって一緒に旅したいですと言っておきながらレベル4で加入(PM平均レベル30over)してきた二藍も、瑠璃>月白な朱華も、超ブラコンで紅とのケンカが微笑ましい伽羅もみんな好きだ。ほんと可愛い。全員おしなべて好きになれるって珍しい。あえて言うなら白銀が好きかな、伽羅と紅がもれなくついてくるのもおいしいし!瑠璃もいい子で子犬キャラ(深栗)の頭なでたり変人・紫苑へのつっこみも冴えるかなりいけてる主人公キャラかと。

恋愛イベントはどーかなー…な部分がありましたが楽しめました。んが、一応恋愛ゲーに分類されてますが8割はRPG部分だと思います、萌えがあったからクリアしましたけど。でもさー、ゲーム開始時になぜか入れなきゃいけない苗字の、ゲーム中での使い方はイカさないと思うよ?あのポエムにはあわねぇ…自分の苗字いれてばかみたいに見えたし(悲しい)後は大団円エンディングも欲しかったかなと。きまぐれとか浪漫茶房にあった、全員分クリアするとキャラ勢ぞろいエンディングがある、というのをちっと期待してました。

P.S.
誰か、海の猛者の超なぎ払いを耐えて倒せた人はどの職業かスタメンのレベルなんぞを教えてください。スタメンは鍛えたのに超なぎ払い食らったら瑠璃以外死亡ってどうなのさ。男どものひ弱いことといったら。


うるるんクエスト恋遊記






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